ワイマラナー・ブリーダー直販のペットショップ

原産国はドイツ。ドイツという国はいつの時代も、豊かな野生の生態系を大切にしてきました。そこで作られたいくつかの犬種は、世界でもっともすばらしい犬種として名声を得てきました。そんなドイツ原産であるワイマラナーは、シカやクマなどを含め、どんな大きさの野生生物でも狩ることができる万能なガンドッグを目指して、19世紀に懸命な努力を重ねながら改良されました。ワイマール王朝によってこの改良が支えられたこともあり、この犬種は当時、ワイマール・ポインターという名で知られていました。祖先犬は、ブラッドハウンドの他、レッド・シュバイスフントや初期のポインティング犬種などといわれています。
ワイマラナー独特のグレーカラーの起源についてはよくわかっていませんが、この犬種が誕生した当初から、既にこのようなグレーカラーをしていたようです。
1929年、一人のアメリカ人がこのクラブの会員として認められることになり、2頭だけアメリカに持ち帰ることが許可されます。この時初めてワイマラナーは生まれた土地から離れることになったのです。
当時のアメリカ産ワイマラナーは、「服従競技」で非常にすばらしい成績をあげ、人々の注目を集めました。よりたくさんの愛犬家たちがこの犬種に惹きつけられ、この犬が持つ、猟犬としてのすばらしさを目の当たりすることになります。
1943年にAKCがワイマラナーを承認すると、狩猟犬、伴侶犬、そして愛玩犬として多才な能力を持つこの美しい犬種は、徐々に人々の間に受け入れられていくことになりました。

●特徴　(体高55～70cm、体重25～40kg)

活発度
必要運動量
遊び好き度
人なつこさ
犬に対する友好度
他のペットに対する友好度
知らない人への友好度

しつけやすさ
番犬適性
防衛能力
手入れ
耐寒能力
耐暑能力

●健康

特に気をつけたい病気	胃捻転
気をつけたい病気	股関節形成不全、眼瞼内反症、血友病
たまにみられる病気	瞬膜内反症
しておきたい検査	関節検査、眼科検査、血液検査
寿命	10～13歳

●日常の手入れ

被毛は、ときどきブラッシングしたり、むだ毛を取り除くなど、最小限のケアをしていれば問題ありません。

●飼い方

毎日、精力的に運動させることが必要です。ジョギングなどの運動を毎日欠かさず行える飼い主と一緒に暮らさない限り、都市生活に向いている犬種ではありません。少なくともワイマラナーを飼育する家には自由に遊べるスペースが必要です。温暖な気候の地域では屋外で過ごさせても大丈夫ですが、寒い夜などに屋外に出すことは避けましょう。
社交的な犬なので、家の中と外を自由に行ったり来たりできるようにしてあげるのが理想的です。

●しつけ

基本的に大人しい性質ですが、大型獣をもしとめる猟犬として活躍していたので服従訓練を徹底させる必要があります。飼い主も犬の訓練学校などで正しいトレーニングを学ぶようにしましょう。子犬の頃から家族以外の人と触れる機会をつくり、社会性を身につけさせることも大切。きちんと訓練すればすばらしい家庭犬になります。

●関連書籍

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